2025年 10月 16日
古い空き家問題

築50年は経っていると思われる裏の家。
住人が亡くなり、空き家になって一年以上が経つ。
土地は借地で、家だけが裏の方の持ち物だから、
更地にして返さなくてはいけないのだろう。
大きな家なので、かなりの費用もかかると思う。
別の地域に住むお子さんとも話したけれど、
そういったことまでは、悪くて聞けなかった。
先日、木の破片がうちの庭に落ちていて、
二階の窓から見ると、裏の家の一階屋根にも
同じような木片がいくつか見えた。
お隣にも落ちていたそうで、
裏の家のお子さんに電話で報告したら、
すぐに来て対処してくれてほっとした。
でも、台風の時などはやっぱり少し怖い。
亡き夫の実家も、今は甥が住んでいるけれど、
数年間は借り手がつかず、空き家のままだった。
その間に、ガス漏れがあったのかどうか――
隣の方から「確認してほしい」と連絡が入ったことがある。
空き家にしていると、いろいろなことが起こる。
そして、ふと考える。
私がいなくなったら、この家はどうなるんだろう。
たまにそんなことを想像するけれど、
できることなら、さっさと売ってしまってほしい。
自分にその余裕があるうちに、
それを済ませておけたらとも思う。

